落雷から身を守るにはどうする?木の下は危険?安全な場所は?
夏になると増えてくるのが雷による事故です。
日本では夏の間に観測される落雷の数が、
多い年には100万回を超えることもあります。
落雷から身を守る方法を紹介します。
落雷から身を守るにはどうする?
晴れていた天気が急変して、突然の雷と豪雨。
最近ではゲリラ豪雨と呼ばれる局地的大雨も増えています。
雷が落ちるのを防ぐことや避けることはできませんが、
被害を最小限に抑えることはできます。
落雷から身を守る唯一の方法は、早めに安全な場所に避難することです。
入道雲が発達してくると、雨が降り出す前に雷が落ちることもあります。
ゴロゴロと聞こえてきたら、早めに避難しましょう。
落雷しそうな時の木の下は危険?
夕立などの急な雨の時に、木の下で雨宿りをすることがあります。
落雷しても「高い木の下にいれば安全」と思われていますが、これは逆に危険です。
たしかに、雷は高い木のほうに落ちやすいので、雷の直撃は免れます。
しかし雷は木の表面を伝っていくので、すぐ下にいる人も感電してしまいます。
これを「側撃雷」といいます。
同じ理由で軒下で雨宿りするのも危険です。
建物に雷が落ちた場合に表面を伝った雷に感電してしまう事があります。
落雷に対して安全な場所は?
それでは、落雷時に避難するべき比較的安全な場所を紹介します。
・車や電車の中
車や電車は、雷が直撃しても外側の金属部分を伝って放電されるため、中に乗っている人は安全です。
・鉄筋コンクリートの建物、木造建築の家の中
鉄筋コンクリートの建物の中や、木造建築の家の中も
壁や天井、電気器具から1m以上離れた部屋の中央部に避難すれば安全です。
・木の下に非難するときは4メートル以上離れる
5mから30mの木や建物には、中心部からその高さと同じ距離を半径とした
「保護範囲」と呼ばれる領域が存在します。
保護範囲内に避難していれば、雷は木や建物に落ちやすくなるので直撃を避けられます。
その際には、側撃雷を避けるため4m以上離れる必要があります。
まとめ
落雷から身を守るには、早めの避難が重要です。
避難するときには、出来るだけ低い体勢になり、
側撃雷を受けないように木や建物からの距離に注意しましょう。
こんな記事も読まれています
関連記事
-
-
秋の夕暮れに事故が多発するのはなぜ?原因と防止策は?
スポンサーリンク 秋になり日が暮れるのが早くなってきました。 それに応じて、交通 …
-
-
0570のナビダイヤルの料金 携帯から10分かけるといくら?安くかけるには?
0570のナビダイヤルは通話料金が「有料」というだけでも躊躇してしまうのに、携帯 …
-
-
学校が休みになる警報の種類は?登校後に発令した時どうする?
大雨が予想される梅雨時期や台風が接近しているときなどは警報が発令される場合が多い …
-
-
末端の冷え性は改善出来る?原因と解消する方法は?
スポンサーリンク 足や手の指先が冷たくなり、しびれたように感覚もなくなってしまう …
-
-
ネギの育て方 簡単に出来る水耕栽培の方法と注意点を紹介!
スポンサーリンク とても上手く料理ができたのに、最後の彩りの主役といってもいい「 …
-
-
年始状はいつまでに出すと元旦に届く?失敗しない為の注意点も紹介!
年始状を元日に届けるにはいつまでに出せばいいか知っていますか? 出すタイミングを …
-
-
東京から大阪まで最も安く行くには?夜行バスで格安は?女性専用は?
スポンサーリンク 東京から大阪までの移動手段としては、バス、電車、新幹線、飛行機 …
-
-
帯状疱疹はストレスが原因?予防に有効なワクチンの費用はどれくらい?
以前の私の友人のお母さんが 「帯状疱疹になってとても辛かった。」 「痛みの期間が …
-
-
我が家の新築時の必要家電はコレ!買ってよかったものベスト3は?
新築といえば、一生に一回の大きなお買い物と言われるほど誰もが憧れるものですね。 …
-
-
ご祝儀の相場は夫婦で出席する時の金額はいくら?祝儀袋の名前の書き方は?
ある程度の年齢になると誰もが結婚式に招待されることがあると思います。 スポンサー …
