京都の祇園祭の宵山とは?屏風祭とは?屋台を楽しむには?
1か月間続く祇園祭の中でも、山鉾巡行に次いで人出の多い宵山。
朝から始まる山鉾巡行とは違い、夕方から夜にかけて人出も多くなります。
山鉾に吊られた提灯に火が灯され、祇園囃子が流れると
祭りの雰囲気も最高潮に盛り上がります。
京都の祇園祭の宵山とは?
祇園祭の宵山とは、祭りのメインイベントである山鉾巡行が行われる7月17日の前日、前々日、3日前の事を指します。
前日から順に、宵山、宵々山、宵々々山と呼ばれます。
宵山の魅力は、飾り付けられた山鉾です。
暗くなってくると駒形提灯に火が灯され、祭りの雰囲気を盛り上げます。
宵山の3日間だけのイベントは他にもあり、屏風祭や屋台もその一つです。
京都の祇園祭の屏風祭とは?
屏風祭とは、お店や個人で所有している屏風や装飾品などを
宵山の時期に合わせ一般公開しているものです。
公開されているものは屏風が多い為「屏風祭」と呼ばれていますが、着物や武具なども飾られています。
飾られているものの中には、国宝や重文クラスの作品も公開されています。
屏風祭が行われている場所は最近では数が減ったものの、
室町通や新町通周辺では、いまだに多く残っています。
京都の祇園祭で屋台を楽しむには?
夏祭りの雰囲気を楽しむなら、夜の宵山がお薦めです。
山鉾に吊られた提灯に火が灯り、祇園囃子が聞こえてくるなど
幻想的な雰囲気を味わえます。
屋台を楽しむ場合は、四条通と烏丸通りがお薦めです。
これらの通りでは、夕方から歩行者天国になりたくさんの屋台が出てきます。
ちなみに後祭の宵山では、屋台は出ませんので注意が必要です。
まとめ
祇園祭の宵山は、山鉾巡行の前日から3日前までで、
それぞれを「宵山」、「宵々山」、「宵々々山」と呼びます。
宵山を楽しむお薦めのコースは、明るいうちに山鉾や屏風祭をいくつか観賞し、
暗くなってからは、屋台をまわって祭りの雰囲気を楽しむというものです。
宵山の人出は、ものすごいものがあります。
思ったように進めなくなるので、見たい山鉾や、屏風などがあれば
比較的すいているうちに観て回った方が良いでしょう。
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