子育てのイライラ解消法!よくある3つの事例に対する私の考え方は・・・
小さな子供を抱えてると、1日のうち、
予定通りに進むことの方が少なかったりしますよね。
理由もわからないグズグズに、
ママの方が泣きたい気分になることもありますよね。
そんな中、溜まる一方のストレスを溜めっぱなしにしていませんか。
私は、性格が楽天的なこともあり、息子が小さい頃にストレスを
感じることが少なかった方だと思います。
しかし私の友達にも、たくさんのイライラを溜めている人がいます。
そんな時に私が思うこと。
そこからイライラ解消につながるヒントを発見できればいいなと思います。
この記事では子育て中のイライラを「あるある形式」で3つ紹介していきます。
子育て中に寝かしつけが上手くいかなくてイライラ!
まずは、子育て中の赤ちゃんを寝かしつける時のあるあるです。
先日、友達と一緒にご飯を食べに行った時のこと。
友達には、1歳になったばかりの息子君がいるので、
息子君のネンネタイムになるようにランチにでかけたのですが・・・
その日に限って寝てくれず、しかも、少しご機嫌ナナメな様子。
それでも、なんとか寝かしつけようとする友達。
子育て終盤に差し掛かっている私は、
そんな友達の姿を懐かく思って見ていました。
お座敷のお部屋にしていたのですが、寝てくれずグズグズのため、
抱っこしたままご飯を食べることになったので、
「いつもゆっくり食べられないでしょ。
今日は私が抱っこしててあげるから、ゆっくり食べて!」
と、抱っこ交代。
抱っこしたまま私もご飯を食べていたのですが、
抱っこしててもグズグズしだした息子君。
寝かしつけてしまおう!ということになり、友達と抱っこチェンジ。
いつも寝かしつける時の状態にしてポンポンしても、
だんだんひどくなるグズグズ・・・
「どうして寝てくれないの?」
と、授乳してみたり、いろいろ試みてみる友達。
「どうしてもダメだったら、今日は早めに切り上げてもいいから」
焦る気持ちもわかるので、私もそう声をかけていたのですが
どんどん友達の顔に疲れが出てくるのがわかりました。
そこで、再び抱っこ交代。
ママが抱っこしていてもグズグズなんだから、
私がグズグズ息子君を担当してあげるつもりで抱っこを交代しました。
「なんだかわからないけど嫌なんだよねぇ」
「不満があるなら聞くから言ってごらん」
と、グズグズな息子君に笑いながら喋りかけ続け、
抱っこしてゆすっていると、グズグズが止まり始め、
喋っている私の言葉を一生懸命聞き取ろうとしているかのように
ジーっと見つめて大人しくなりました。
「ふんふん、そうなの!それが嫌だったのかぁ」
「ママがね、無理やり寝さそうとしてきたのかぁ…それは嫌だったねぇ」
と、何も話してもいない息子君に相槌をうつ風に話しかけを続け、
抱っこしているうちに、目がトロンとなり、眠りについてくれました。
「さすが!ベテランママ!」
と、友達からお褒めの言葉を頂いた私。
「何が違ったのかなぁ。どうして私が抱っこしても寝てくれなかったのかな」
と、友達はホッとして、ゆっくりデザートを食べていました。
「早く寝て!そしたら、ママ、ゆっくりご飯食べられるの!
っていう気持ちが伝わったからじゃない?」
「邪魔者扱いしてるなぁ!!絶対寝てやらないもん!!
って思ってたのかもね」
なんて話をしながら、寝てくれた息子君のおかげで、
ゆっくりした時間を過ごすことができた友達でした。
私がちょうど同じくらいの息子を育てていた頃、
「この子は、私が思っていることをエスパーの様に察知することができる」
と思ったことがあります。
言葉に出すわけでもないのに、私のその時の心理状態や状況が
息子には伝わっていたような気がします。
伝わったからと言って、理解してくれるわけではありません。
どちらかと言えば『伝染する』という言葉の方が的確でしょうか。
私が焦っていれば、息子も落ち着きません。
私が不安定な時は、息子もグズグズ不機嫌だったりします。
私が楽しい時、息子も笑ってくれます。
言葉で意思伝達ができるようになるまでは、
言葉で伝えなくても、息子とはつながっていられるものだと
私は思いました。
友達のケースの場合、
息子君のネンネタイムに合わせたランチだったので、
きっと眠かったのだと思います。
眠いのに、息子君にとって眠りにつける状況じゃなかったため、
グズグズだったのだと思うのです。
いつもお昼寝するお家での環境とは違う場所だったことも1つ。
それから、「早く寝てほしい」という気持ちが友達の中にあったため、
それが伝わってしまったことも1つ。
なぜ、それが伝わるのかはわかりません。
きっと、いつもどおりにしてるつもりでも、息子君にとっては、
微妙な何かが違ったりするんでしょうね。
ママの都合で寝かしつけようとしていることはベビーにはバレバレ。
私も時々、
「今、寝てほしいんですけど。
絶対寝てやらないっていうお顔してますね」
という息子寝かしつけ時のやりとりがありました。
そういう時は、無理に寝かしつけようとせず、
少し諦める気持ちが大切です。
諦めてベッドから起こして、無駄に疲れる遊びに誘う。
これが私流「早く寝かしつけ作戦」でした。
自分の体調が悪くて早く寝てほしい時には、
ベッドから起きるのも辛いため、その場でできるようなことで
息子を疲れさせます。
たとえば、コチョコチョ作戦で大笑いさせてみたり、
ゴロゴロと横に転がせてみたり。
特別なことでなくてもいいのです。
笑うことはエネルギーを使うので、大笑いさせておいて、
それから抱っこしたりすると、疲れと安心で寝付いてくれることが多かったです。
寝てくれない!と、イライラをため込む前に、
作戦変更してみることをおススメします。
自分の子育てに対する実母の発言にイライラ!
次は子育て中にイラッとしてしまう実母の発言あるあるです。
子育て中、困った時や悩んでいる時、
一番近くにいる頼りになる先輩が実母ですよね。
私も今まで、息子のお守だけでなく、私の精神的な部分の支えとしてもたくさん助けてもらっています。
ただ、時々、母の発言にイラっとすることがあります。
私の場合、かなり母を尊敬していて、マザコンか!?と思うくらい
母のことが大好きなので、他の人より少ないとは思うのですが、
友達からは、「産後、里帰りの時にイライラさせられた!」
という話も聞きます。
お産は人それぞれ違うのに、自分(母)の時と比べているのか、
「お産は病気じゃないんだから」
「そんな甘えた考えじゃ、これから子育てなんて無理よ」
と都度都度言われたらしいのです。
きっと友達母としては、里帰り後、一人で子育てしていく
友達のことを心配したからこその言葉だとは思うのですが、
受け止める本人としては、お産を終えて実家にいる間くらいは
少し甘えさせてほしいという気持ちもあるため、
気持ちのズレからイライラが発生したのだと思います。
私も産後はなかったものの、その後の実母発言によるイライラは、
ほぼ同様で、母は心配してるが故の発言なのですが、
私側としては、イラっとするんです。
ほんとに些細なことなんですけどね。
息子が10か月の頃、何か一緒に始めたくて、
英会話教室に通うようになった時のこと。
「言葉も話せないのに英会話教室行ってどうするの」
と言われてイラッ
私としては、ベビーサインで教えてくれるということを知って興味もあり、
自己満足かもしれないとはわかりつつ、
外に出て、他のベビーとの交流も図りたいという気持ちもあったので
「何もわかってないくせに」
と思ったわけです。
実家に息子を連れて行った時。
少し鼻水が出ていた息子を見て、
「ちゃんと病院連れていったの?」
と言われイラッ
連れて行ってなかったとしたら、これまたさらに言われてしまいます。
「これくらいの症状なら、家にある薬で対応できるし、
変に病院に行って、他の大病をもらってきても嫌だから」
と、私には私なりの言い分があるわけです。
少し大きくなって、バスケットボールのクラブチームに所属していた頃。
週4日の送り迎え、土日の遠征等の配車などで、
日々バタバタとしていた私と息子。
「そんなに毎週試合に行かなきゃダメなの?」
「親が子供のことに、そんなに体取られるのも理解できない」
と言われイラッ
私自身、小学生の頃スポーツチームに参加していた時に
もっと試合を見に来て欲しいと思った気持ちもどこかにありつつ、
息子と一緒に私も応援という形で楽しみたいという気持ちから
練習を見に行ったり、試合の付添をしたりしていたので、
「私が子供の頃と今とじゃ、時代も違うの。
私だけが熱心に参加しているわけじゃないんだから!」
と、母の頃と自分の今の違いを理解してくれていない発言に
説明しても理解しあえないという溝が・・・
それも、よくよく考えると、母からすれば、他の人だっているのに
我が子(私)ばかりが大変な思いをさせられているのかも、と心配してくれていたのだとわかるんですけどね。
当然、私の子育ての根源は、母の子育てにあり、
母にしてもらったことを息子へお返ししているようなものだと日々思っているのですが、
だからこそ、私のやっていることを母には理解してもらいたい!
そういう気持ちもあり、ついついイラっとしてしまいます。
そういう時は、深追いせずに一度は聞き流すようにしています。
あまりにしつこい時は、私の言い分を伝えることもありますが、
最初から、私の言い分で跳ね返さないようにしています。
なぜなら、私もママだからです。
その時言い返してしまわずに、一度時間を置いて、
同じことを息子がしていたらどう思うか。
母の立場に立って考えてみることによって、その言葉の真意が
見えてきたりもするからです。
母は、いつまでも私の母です。
ママになった今でも、母として私のことを心配してくれていて
多分、母の子育ては、まだ続行中なのです。
ママとなった今、その気持ちを理解することができるのですから、
少し時間を置いて、母の愛情を確認できるわけです。
イラっとした言葉も、時間を置いて、
母の立場に立って考えてみるだけで、
ほっこりあったかい気持ちにさせてもらえます。
お母さんからの言葉にイラっとした時、ぜひ試してみてください。
子育てでイライラ怒ってしまった自分を反省!
最後は思い通りにいかず、イライラしてしまった後に反省するというあるあるです。
子育てしている中で、大小様々なイライラが発生してしまうことは
仕方のないことだと思います。
我が子といえど、自分とは別人格の人間と常に向き合っているのですから、
どんなに努力していても、我が子との衝突は避けられません。
ベビーでもそうです。
先にお伝えしたような「寝てくれない」ということも、
これもまた、ベビーとママの衝突です。
自分のお腹の中にいた子ですが、
生まれてきたら同じ様にはいかないのです。
たとえ生まれて数日でも、自分とは違う人間なのですから。
人は、自分の思うとおりに事が運ばないことにイラ立ちを覚えます。
私は寝たいのに、ベビーは寝てくれない。
何度教えても、ご飯をグチャグチャにするだけで食べてくれない。
オモチャを片づけても片づけても、また出してきて散らかす。
お風呂の時間、ご飯の時間なのに、遊びをやめてくれない。
外出予定があるのに、友達と遊ぶ約束をしてくる。
宿題をする時間なのに、いつまでもテレビを見ている。
お便りプリントをきちんと出してくれない。
忘れないように伝えておいたのに、持っていかずに置き去りにしてある。
雨降りだからカッパを着るように言っても、何が嫌なのか着ていかない。
ご飯がいらない時は連絡するように言っても、連絡してこない。
ベビーの頃だけではありません。
ずっとずっと、ママである限り、我が子へのイライラはついて回ります。
イライラして、上手にあやしてあげられなかったり、
必要以上にキツイ態度に出てしまったり、
ケンカしてしまったり・・・
寝顔を見ながら「ごめんね」と思ったこと、ママなら必ずありますよね。
「ごめんね」と思って反省したなら、私はそれでいいと思っています。
ママも完璧ではないのですから。
むしろ、イライラしないということは、喜怒哀楽が欠けているということで
人間味もないじゃない!とすら思っています。
イライラしたママを見て、子供が学んでくれることもきっとあります。
いつもいつもイライラしたママではチョット困りますが、
イライラしてしまったことを反省する気持ちがあるからこそ、
我が子の寝顔を見て、「ごめんね」と思うのですから。
そこでリセットして、また笑顔のママを頑張ろうという気持ちになれば
それでいいと思うのです。
子供が私の身長をずいぶん超えてしまった今、
寝顔を見て「ごめんね」というシチュエーションは少し気持ち悪いですが、
ケンカの原因になった物がキレイに片づけられていたり、
わからない程度のお手伝いがしてくれてあったりするのを見ると、
「ごめんね」と反省する気持ちになります。
ママは、我が子より人生の先輩ではありますが、
ママ年齢=我が子の年齢なのですから、
ママだって日々成長の毎日なのです。
イライラ解消法と言えるかどうか、わかりませんが、
イライラした気持ちも、「ごめんね」と反省すると、
ウソのように消えていくので、これも解消法なのではないでしょうか。
反省することって、とても大切ですよね。
イライラのない子育てなんて、有り得ないと思うんです。
ママも成長中なんですし、
人としてあって当然の感情だと思うんです。
だから、イライラして、子供にキツく当たってしまうこともあります。
泣かせてしまうことも、ぶつかり合うこともあります。
それでも、ママ失格ではないですよね。
イライラした気持ちを上手に解消して、
また次に生かせるならばイライラしたって問題ないのだと思います。
何より大切なのは、
「相手の立場に立って考えること」だと私は考えます。
人間関係で大切なことですが、
もちろん親子関係でも重要なポイントだと思うんです。
子供の立場に立って考えてみること!
そうすれば、解消できるイライラもたくさんあるのではないでしょうか。
子育てのイライラ解消法!のまとめ
子育てあるある・・・
探せばキリがないくらい出てくると思うのですが、
この3つに共感できるところはありましたか?
いいママになろうと頑張って無理するより
いいことも、悪いことも、
すべてを栄養にして、子育てを楽しむママになれるといいですね。
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