新生児の育児は辛い?産後の子育て不安に負けない育児の楽しみ方!
出産という大役を終え、いよいよ母としてのスタート。
至れり尽くせりで、不安なこともすぐ相談できた病院から退院して
産後1週間もしない状態での子育ての始まりに、不安を覚える人も多いでしょう。
この時期、本当なら一番我が子と密着した毎日を送ることができる
とても幸せな日々だと思うのですが、
不安やイライラに押しつぶされてしまう人が多い時期でもあります。
比較的楽天的な私は、周りにも
「本当に初めての子育て!?」と言われることも多いくらい、
ほのぼのマイペースな子育て初心者だったと思います。
それでも私なりに不安なこと、心配なことはあり、
全てが初めてで手さぐりの時期を超えてきました。
新生児の育児で一番辛い事は?産後の子育てで不安だった私の場合
どんなにお産がスムーズに終わったとしても、
命をかけて命を生み出すのですから、大なり小なり、体へのダメージはあります。
それでも、生まれてきたベビーは容赦ありません。
一日中、数時間おきにお腹をすかせ、
ちょこっと濡れただけでも泣いて知らせてくれるオムツの交換、
理由があるのかないのかグズグズ泣きの時間、
どんなに疲れていても、お世話を待ってくれません。
ベビーのペースに振り回されて、
自分のペースもつかめず、疲れも何倍にも感じたりもします。
私の場合、楽天的な中に心配性な部分もあり、
考え出すと不安があふれ出して止まらないという性質も持っており
私が眠り込んでしまっている間に、ベビーのお顔にお布団がかかって息ができなくなったらどうしよう。
熱が出た時、気付くことができずに悪化していたらどうしよう。
何もないのに、息が止まってしまってたらどうしよう。
お腹すいて泣いてるのに気付かず寝ていたらどうしよう。
と、時間があるだけどんどん考えてしまうこともありました。
心配しすぎて、夜中も授乳以外に何度も何度も起きては、
息をしているか、熱が出ていないか、泣いていないか、チェックする毎日。
初めの頃は、つぶしてしまいそうで怖かったため
私とは別でベビーベッドに寝かせていたため、起き上がって様子を見なければなりませんでした。
一度目覚めてしまうと、なかなか寝つけない私は、
そこから寝付くのにも時間がかかり、ウトウトした頃に授乳タイム。
心配と不安と寝不足に襲われ続けていました。
そこで、気が滅入ってしまう人もいるのかもしれませんが
私の場合、そこに楽天的な部分が出て、
「この子の人生の中で、私を必要としてくれる度マックスなのは、きっと今なんだろうなぁ」と、辛さより充実感の方を満喫していました。
あの頃は、体はとても疲れていたと思うのですが、
それ以上に、心が満たされていたおかげで乗り越えられたのかもしれません。
今思い返してみると、
生まれてから1か月検診が終わるまでの間、
一番辛かったことと言えば、
実家の私の部屋にソファーがなかったこと。
1か月検診が終わるまで実家に帰省していた私。
私の部屋にソファーがなく、
授乳の時は背もたれの大きなちょっと立派な座椅子に座っていたため、
元々腰痛持ちだった私は、座椅子で同じ体勢を続けることがとても辛く、腰痛が悪化してしまいました。
ベビーに関する悩みはいろいろあったとは思うのですが、
腰痛が一番辛かったと思うくらい、それ以上に幸せいっぱいだったと自分でも思います。
初めての育児でも不安に負けない子育て方法!
1か月検診を終えて、実家から自宅に帰宅。
それまで食事の用意や洗濯など、
一切の家事を実家でお世話になっていた状態から、
家事から子育てまで、すべて自分でこなさなければなりません。
そして、昼間は、私とベビーの二人きり。
すべてが自分の肩にのしかかってくるような気分になりますよね。
お腹がすいて泣き出しても、
ミルクを作っている間、ずっと大泣きしてくれます。
時間がかかればかかるほど、音量は上がっていきます。
「早くしてよ!」
「なんでもっとスムーズにミルクくれないの!」
と責められている気分にすらなることもあります。
それでも、慌てたところで仕方ありません。
待ってもらうしかないのです。
無駄に慌てても、余計な仕事を増やすことにもなりかねませんから。
「ごめんなさいね~もうちょっと待ってくださいね~」
「もうすぐお腹がすきそうですって前もって言ってくれればいいのに~」
「そんなに、なんでも思い通りにはいかないのよ~」
と、あやす気があるのか疑問な言葉を投げかけながら、
「はいはい」とミルクを作ったり、授乳前のマッサージをしていました。
ベビーに会いに来てくれた友達には、
「0歳児にも無茶言ってるねぇ」と言われることもあったので、これは私流なのかもしれませんが・・・
でも、どうにかしてあげられるなら、最初からどうにかしてあげているわけですもんね。
私としても、その時の最速で対応しているわけで、
決してサボっているわけではないので、それでいいのだと思っていました。
母になったからといって、
急にすべての事にパーフェクトな対応ができるなんてことは現実ではありえません。
現実を受け入れ、私にとっての精一杯を我が子にしてあげればいい。
そう思っていました。
育児書は、ほとんど読みませんでした。
読んでみたこともありましたが、マイペースな私には、
あまり必要ないと思ったからです。
ただ、先にお伝えしたように、無駄に心配性な部分もあったので、
・病気に関しての知識
・事故になりかねない生活の中の危険
・天災時への備え
などについては、インターネット等で調べたりして、
自分なりにまとめておいたり、備品の準備に取り組んでいました。
日々のお世話をすることは、もちろん母としての役割ですが、
大切な我が子を守ることが一番の役目だと今も思っています。
不安なことは次から次へと尽きることはありません。
ただ、その時、我が子を守るために、
一番最良の策がとれるようにすることが母としての務め。
私にとって最良の策が他の人にとってはそうではないかもしれません。
でも、それが私の力量なのだから、そこは人と比べても仕方ないのです。
私の子は、他の人が育ててくれるわけでもなく、
私が育てていくのだから、私が最善を尽くすしかない。
投げ出さず、根気よく、マメに対応すること。
それが私のモットーでした。
ただ行き過ぎるところもあり、当時マンションの6階に住んでいた私は、
避難経路が玄関しかないことに不安を感じ、ベランダに置いておく”縄ばしこ”の購入を真剣に検討していたことがありました。
友達に、「そんなことまで考えてたら、長生きできないよ!」
と、バカにされたことは、今でも笑い話になっています。
新生児の育児での楽しみ方のコツは?
産後、自宅に帰ってからは、ベビーと二人の時間が多く、
今思うと、本当に自己満足が多い時間だったと思います。
ある意味、規則正しく同じくらいの時間に起きてくれるので
授乳に始まり、合間を見て家事を済ませ、
家事が終われば、生後2か月の子に絵本の読み聞かせ、
読み聞かせが終わると、言葉も話せない我が子に
感想を聞いては、自分で答えるという自己満足の世界。
内容もわかってるのかわかっていないのかもわからない絵本を
読み聞かせるだけでも自己満足の世界なのですが、
それに加え、絵本の内容について、
0歳児とカンファレンスを行えた自分がいかがなものなのか^^;
今となっては疑問でもあるのですが・・・
でも、その時はとても楽しい時間だったのです。
その後、今度は歌を歌いながら、寝転がった我が子の上に
木製のイモムシの玩具を這わせてみたり、
お腹の上で伴奏するように指を動かしてみたり・・・
タオルをお腹の上でクルクル動かしてみたり・・・
歌は、童謡を歌ったり、オリジナルのおかしな歌だったり・・・
外側から客観的に見たら、おかしな母親だったのかもしれません。
でも、我が子は、それで笑うことが多く、
笑った我が子を見ることがとても楽しい時間だったのです。
そうこうしているうちに、授乳の時間。
授乳の後のネンネの時は、いつも決まった子守唄を歌って、
横抱きにして立ち上がり、左右に揺らします。
優しく揺れるというよりは、左右にブンブンと割と大きめに揺らします。
早く激しくではありませんよ!
ふり幅が大きいという意味です。
お産で増えた体重を元に戻すための私流エクササイズです^^
結果、特に私の体に見てわかるほどの変化はありませんでしたが、
子守唄を1番、歌い終わるか終らないかのうちに
いつも我が子は眠りについてくれました。
寝ている間は私時間。
当時の私の楽しみは、PCに向かってインターネット。
育児日記をつづってみたり、チャットしてみたり。
その時間をできるだけ確保したいがために、
やっつけるべき家事をこなすのにも力が入ります。
ベビーが家族に増えてから、
ベビーのリズムに合わせた生活を送ることで、
とてもいいリズムで家事もこなせていたと思うのです。
子育てで疲れて、さぼりたくなる気分の時もありました。
でも、さぼったまま私時間に突入してしまうと、
なんとなく罪悪感があって、私時間を心から楽しめないことに気付きました。
子育てと家事の合間にあるからこそ、私時間が貴重で、
満喫できるほど時間がとれないからこそ、次の私時間がまた楽しい。
そんな繰り返しだったと思います。
妊娠中、ギリギリまで仕事をしていたこともあり、
産後の時間、家にいる毎日って一体どんなふうになるのだろう。
ベビーを連れて思うように外出もできなくて、
家にこもりきりの生活で、ストレスがたまるかもしれない。
家事もうまくこなせないかもしれない。
そんな風に心配していたこともあったのですが、
いざ蓋を開けてみると、
今まで以上に規則正しく、家事もテキパキこなし、
とても楽しい毎日だったと思います。
楽しめた理由は、
「この状態がいつまで続くのかな」と思っていたのではなく、
「今しか楽しめない、特別な時間」だという気持ちが根底にあったからだと思っています。
産後の子育て不安に負けない方法は?のまとめ
言葉を話せないベビーに戸惑う新米ママさんもいるかもしれません。
なぜ泣いているかわからず途方にくれる新米ママさんも。
今までどおりに家事が進まずイライラするかもしれません。
ベビーが自分の生活を邪魔しているとすら感じるかもしれません。
でも、そんな時間は、気が付けばあっという間に過ぎてしまいます。
この時期ほどママを必要としてくれる時期はありませんよ。
せっかくママにしてもらったのだから、その時間を楽しまなきゃ損です。
ママが楽しければ、ママが安定していれば、
きっと、ベビーも楽しんでくれます。
赤ちゃんも穏やかに成長してくれます。
ママが楽しむことは、何倍にもステキなことにつながる!
私は今もそう思っています。
子育てを私流に楽しくやってきた私が一番幸せに思うことは、
「我が子ほど、私のことを必要としてくれる存在はいない」
ということです。
ベビー期もイヤイヤ期も思春期も・・・
心が曇ってしまった時にぜひ思い出してください。
きっと、眉間に寄っていたシワも取れて、
少しほっこりした気分にさせてくれると思います。
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