ステンレスのやかんの掃除方法！焦げ付きや内側の白い汚れを落とすには？

普段使っているやかんですが、使っているうちに黒ずんでしまいますよね。
そんなやかんをちょっとの手間でピカピカにしましょう。

汚れなどを落としてきれいなやかんで、Let’s　cooking！！

今回は重曹やクエン酸を使った
やかんの外側と内側の汚れの落とし方をご紹介したいと思います。

ステンレスのやかんの外側の焦げ付きを落とすには？

やかんの汚れや焦げは、普通の台所用洗剤とスポンジではなかなか落ちません。
かといって、やたらと金製たわしなどで磨くと傷が付いてしまいます。

やかんの外側の簡単な汚れは、
重曹をふりかけて、アクリルたわしでこすってみましょう。

重曹には研磨作用があるのと、
アクリル繊維の細かい溝の相乗効果で、汚れが落ちていきますよ。

炭みたいになった頑固汚れには、次に紹介する方法が効果的です。

①重曹を溶かした水に一晩やかんをつけて置く方法！
一晩置くと、汚れが少し浮き上がったような状態になってきます。

そして翌朝まだ汚れている部分に再度重曹をふりかけて、
少しだけ濡らしたアクリルたわしなどで磨いて見てください。

かなりきれいになっていきますよ。

②大鍋で煮る方法！
大鍋に水と重曹（水１Lに重曹大さじ５の割合）、やかんを入れ火にかけます。
やかんの取っ手が鍋の縁にあたらないように注意しましょう。

このときに気を付けて頂きたいのですが、
お湯が沸騰してしまってから、重曹を入れると吹きこぼれてしまうので、
重曹は必ず水の段階で入れるということです。

大鍋で10分ほどぐつぐつ煮たら、２～3時間、冷えるまで放置して置いてください。

充分冷えたら、アクリルたわしに重曹をつけて
やかんの表面を磨いていくと、ピカピカつるつるになりますよ。

この方法では、重曹と同量のクエン酸を入れると
化学反応を起こして泡が出ます。

この泡が汚れを落としてくれるので、
クエン酸が手元にある場合には是非試してみてください。

③重曹＋石鹸でラップする方法！
重曹と石鹸（粉石けんがやりやすい）に水を少し足して、
ペースト状にしたものをやかんの焦げ部分に塗ります。

乾燥しないようにラップをしたり、ビニール袋に入れたりして、
３～4時間そのままにしておきます。

あとは重曹をもう一度塗りながらアクリルたわしでこすって、洗い流します。

炭のようになった汚れには、以上のようなやり方を試してみてくださいね。

ステンレスのやかんの内側の白い汚れを落とすには？

次はステンレスやかんの内側の汚れの落とし方です。
やかんの内側についている白いザラザラ汚れは「カルキ」の固まりです。

カルキとは、水道水に含まれるシリカ等であり、体に悪影響はありません。
ただ水道水を沸騰させると、結晶化して底の部分にこびり付いてしまいます。

それではやかんの底についた白いザラザラを落としていきましょう。

☆酢を使ったやり方
鍋に酢と水を入れて、10分ほど優しく沸騰させます。
一晩放置して、冷めたら水を捨て、スポンジでこすります。

☆重曹を使ったやり方
水に重曹（水１Lに重曹大さじ４の割合）を鍋に入れ、10分沸騰させる。
冷ましてスポンジでこすり落としてください。

頑固な焦げの場合には重曹とクエン酸を混ぜた物を試してみてください。

クエン酸大１、重曹大２を鍋に入れ、水を入れると泡が立ちますので、
後はスポンジでこするだけです。

このとき、金属製の物でこすると傷が付くので、
割り箸や柔らかいスポンジを使うようにしましょう。

これで曇っていたステンレスのやかんもキレイになりましたね。

黒ずみを完全に落としたいならステンレス専用のクリーナーがいいのですが、重曹でも充分にきれいになりますよ。
それでは　楽しいクッキングタイムを過ごしてくださいね。

ステンレスのやかんの掃除方法は？のまとめ

ステンレスのやかんの掃除には重曹が大活躍です。
クエン酸を混ぜる方法も効果があるので試してくださいね。

重曹は手軽に使えて、しかも安全性が高いのも特徴です。
お掃除など、いろいろと使い道があるので調べてみると面白いですよ。