選抜高校野球2017年の注目選手を一挙に紹介します！

ＷＢＣの次はセンバツ高校野球！

第８９回選抜高校野球の開幕が近づいてきましたね。

２０１７年はＷＢＣも開催され野球界全体が盛り上がっています。
なかでも高校野球に大注目です。

２０１７年の春の甲子園には早実の清宮が出場します。
１年生の夏に甲子園を沸かせたとき以来の出場となります。

新３年生となりチームの主将として臨む選抜甲子園。
どんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです＾＾

日本中が注目する早実清宮を中心に、今大会の注目選手を紹介します。

選抜高校野球2017年の注目選手は？

平成２９年３月１９日から３０日までの日程で行われる第８９回の選抜高校野球２０１７。
今年は大注目の選手が出場するとあってかなり盛り上がっていますね。

今大会の注目選手はなんといっても早稲田実業の清宮幸太郎です。
和製ベーブルースの異名を持ち、一年生で夏の甲子園に出場した時には清宮フィーバーを巻き起こしました。

２０１７年のセンバツでも清宮フィーバーが予想され、
押し寄せるファンから清宮を守るため、早実だけ別ルートで球場入りする特別措置が取られます。

清宮の一番の魅力はパワフルなバッティングです。

昨年末の時点で高校通算本塁打数を７８まで伸ばし、
歴代最多記録の１０７本の更新を狙えるところまで来ました。

新３年生となり主将として出場するセンバツ甲子園２０１７では、
チームを勝利に導くことが求められますが、どうしても個人記録に注目が集まりますね。

打席に立つだけでワクワクさせてくれる稀有な選手、早実清宮に大注目です。

そんな清宮擁する早稲田実業ですが、春の甲子園出場を決めたのは昨年秋の東京都大会での優勝が評価されたからです。

その都大会の決勝、日大三との試合は抜きつ抜かれつの好ゲームでした。

最終的に早稲田実業が勝利したのですが、
この決勝戦で清宮は５打席連続三振の屈辱を味わいます。

このとき清宮を完璧に抑えた投手が、今回２０１７年の選抜甲子園にも出場する日大三のエース櫻井周斗投手です。

プロにも注目されるこの左腕のスライダーに清宮は手も足も出ませんでした。
清宮にまともにスイングすらさせない櫻井投手のこの日のボールはキレッキレだったのでしょうね。

しかしこの投手からホームランを放ち、試合を決めた選手がいます！！

早実の野村大樹（たいじゅ）選手です。

１年生ながら４番を務める野村選手は
９回裏、３番の清宮が５打席連続の三振に倒れた後の初球をたたき、ライトスタンドへサヨナラ２ランを放り込みました。

清宮の後を打つ重責をしっかりと果たす活躍を見せていますね。
これで新２年生ですから今後が体が大きくなって来れば非常に楽しみな選手です。

他にも今大会最速ＭＡＸ１４９キロを投げる熊本工の山口、神宮大会を優勝した履正社のエース竹田と主砲の安田、
熊本の秀岳館には昨年の春夏の甲子園でチームのベスト４に貢献した田浦、川端の両左腕など楽しみな選手が揃っています。

次の章では選抜高校野球2017の注目選手をまとめて紹介します。

春の甲子園2017の注目選手を一挙に紹介します！

【投手】

長谷川拓帆(仙台育英)

ヤクルト、日ハム、巨人、ＤＮＡで活躍した藤井秀悟投手似のフォームで
ＭＡＸ１４３キロのストレートと、スライダー、カーブ、チェンジアップなどのコンビネーションで打者を打ち取る。

投手としての完成度も高く昨年の明治神宮大会では優勝した履正社相手に６回３失点の好投。

金久保優斗(東海大市原望洋)

長身から繰り出されるストレートが持ち味。
ＭＡＸ１４７キロは今大会トップクラス。

昨年秋は９６イニングで４４の四死球を出すなどコントロールに課題があるものの、
奪三振８２のピッチングで防御率は１．８６をマーク。

櫻井周斗(日大三)

プロ注目の左腕。
ＭＡＸ１４４キロの速球とスライダーが武器。

東京都大会の決勝では試合に負けたものの、早実の清宮から５打席連続三振を奪う。
決め球のスライダーは絶品！

神村月光（滋賀学園）

ＭＡＸ１４５キロの速球とカーブ、スライダー、シュート、スプリット、チェンジアップなど球種は豊富。

１年生から甲子園に出場し経験豊富。
高い完成度と総合力で強豪相手でも試合を作ることが出来る。

竹田祐(履正社)

ＭＡＸ１４５キロの速球とカーブ、スライダー、フォークが持ち味。

昨年夏の甲子園ではヤクルトのドラフト１位の寺島、
日ハム６位指名の山口の控えとして背番号１１で出場。

秋の新チームではエースとして活躍。
安定感のある投球で神宮大会２０イニングを１失点に抑えて優勝に貢献。

山口 翔（熊本工）

ＭＡＸ１４９キロのストレートは今大会最速。
スリークォーターから投げ込まれる速球は迫力十分でプロも注目する右腕。

昨年秋の大会では１試合で１０四死球与えるなど制球に難があるものの、
その荒れ球が打者を翻弄する。

高校生が打ち崩すのは難しいレベルの暴れ球で、
インステップ気味の投球フォームでもあり藤浪晋太郎に似たタイプの投手。

田浦 文丸（秀岳館）

身長１７０ｃｍと小柄ながらＭＡＸ１４４キロのキレのある速球を投げ込む。

無駄のないフォームで左腕から投げ込む速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーションで打者を打ち取る。
右打者のインコースに投げ込むストレートは角度があり威力も抜群。

甲子園経験も豊富で昨年春のセンバツ、夏の選手権で計５試合に登板。
主に中継ぎで防御率２、５７を記録、チームのベスト４に貢献。

秋からは川端との２枚看板でチームを甲子園に導く。

川端 健斗（秀岳館）

ＭＡＸ１４５キロの速球派左腕。
持ち球はカーブ、スライダー、チェンジアップ。

昨年の春夏の甲子園では１５イニングで１５奪三振。
秋の大会では２９イニングで３２奪三振とイニング数以上の三振が取れるピッチャー。

【捕手】

古賀悠斗(福岡大大濠)

１年の夏は三塁手のレギュラーとして出場、その年の秋からは遊撃手のレギュラーに。

昨年、新チームになってからはショートからキャッチャーにコンバートされる。
もともとの強肩とセンスの良さで捕手としても頭角を現す。

秋の明治神宮大会では本塁打を放ち全国デビュー。
捕手歴３か月でドラフト候補として注目される。

高校通算４１本塁打（２０１７年１月時点）の長打力が魅力！

【野手】

清宮幸太郎（早稲田実）

１８４ｃｍ１００ｋｇの恵まれた体格の超大型スラッガー。

リトルリーグ時代には１３２本のホームランを放ち、世界選手権優勝も経験。
「和製ベーブルース」と騒がれる。

高校では入学３日後に３番ファーストで出場。
決勝タイムリーを打つ活躍でプロのスカウトをうならせた。

２０１６年末の時点で高校通算本塁打は７８本。

このペースで打ち続けると歴代最多記録、
神港学園の山本大貴選手が記録した１０７本の更新も期待されます。

野村大樹（早稲田実）

初めは「清宮から４番を奪った１年生」という事で注目を集めたが、実力は本物。

１７２ｃｍ８０ｋｇと体格は大きくないものの、広角に打つバッティングが魅力。
長打力もあり、逆方向へのホームランも打てる。

昨年秋の神宮大会では通算２３本目の本塁打を放ち、１年時の清宮のホームラン数を上回った。

安田尚憲（履正社）

明治神宮大会では３番サードとして優勝に貢献。

広い舞洲ベースボールスタジアムで場外ホームランを打つなどパワーが魅力！
高校通算４５発のプロ注目の大型スラッガー。

金成麗生（日大三）

父がアメリカ人のハーフでイケメンのスラッガー。

甘いマスクと１９３ｃｍ１０１ｋｇの体格から「デカプリオ」の愛称を持つ。

２年の夏に投手から一塁手にコンバートされ素質を開花させる。
秋からはレギュラーとなり本塁打を量産。

高校通算１９本塁打と数字的には見劣りするが、
まだまだ伸びしろはありそうで、将来が楽しみな選手。

今大会だけでなくドラフトでも注目される選手。

選抜高校野球２０１７注目選手のまとめ

今大会の注目はどうしても早稲田実業の清宮幸太郎に集まりますね。
都大会で５三振を喫した日大三の櫻井との再戦などストーリーを絡めて見ていくと更に楽しめそうです。

スポーツ紙の情報によると、
清宮は５三振を喫した事で自分の課題が浮き彫りになったと前向きにとらえているそうです。

対策として逆方向を意識したバッティングを心がけ、
実際に今まではあまり見なかったレフトスタンドへのホームランを左投手から放っています。

打高投低ともいわれる今回の選抜高校野球２０１７。
清宮、野村の早実はどこまで勝ち進めるのか注目して見ていきたいと思います。

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